コナミグループ、最新の制作拠点としてコナミ大阪スタジオをオープン

Photo: Konami

コナミグループは設立50周年を迎えて「持続的な成長」をもたらすために大阪に新たなスタジオを開設している。

コナミグループの最新の制作拠点は「コナミ大阪スタジオ」と名付けられ、プレス・リリースではモーションキャプチャー機器やサウンドスタジオ設備なども完備されていることが明かされている。

コナミグループは今年3月に設立50周年を迎えており、「コナミ大阪スタジオ」が「次の50年においても持続的な成長を実現する」手助けになると述べている。

コナミは東京の有明に2025年完成予定の「次世代研究開発拠点」であるコナミクリエイティブフロント東京ベイの建設も進めている。

同じプレスリリースで、コナミは会社の基本給の水準を「大幅に」引き上げたことも発表している。これにより平均5万円の給与アップとなっており、新入社員の基本給も同額増額される。

「人的資本に重きを置いた経営を推し進め、社員のエンゲージメント向上を図り、競争力の強化を実現するための様々な取り組みを行っています」とコナミは述べている。

この1年間で、日本のゲーム制作会社の多くが従業員の賃上げを発表している。

2月にはセガが全従業員を対象に30％の賃上げを発表し、2023年7月から実施することを明らかにしている。

同月、任天堂も従業員に対して10％の賃上げを行うことを発表している。当時、同社の古川修太郎社長は「採用の競争力を強化して、中長期的に会社の総合力を高める」と語っている。

カプコンやコーエーテクモホールディングスも同様に賃上げすることを発表している。

昨年10月、コナミデジタルエンタテインメントはノー・コードとアンナプルナ・インタラクティヴが手掛ける『サイレントヒル：タウンフォール』の開発やブルーバー・チームが手掛ける『サイレントヒル2』のリメイク版の開発を発表している。

『サイレントヒル』シリーズのプロデューサーである岡本基は「全世界の『サイレントヒル』を大好きなクリエイターの方たち」に企画を持ってきてほしいと語っている。

最新記事