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ビル・ゲイツはメタヴァースがAIほど「革命的」なものだとは思わないとして、1985年以降、マイクロソフトの製品には彼の書いたコードは使われていないことを明かしている。

マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツは現地時間1月11日にレディットのQ&Aに応じて、好きなバンドであるU2から気候変動まで様々な質問に答えている。

インターネットのような「巨大なテクノロジーの変化」は今後起こるかと訊かれたビル・ゲイツはAIがそれに該当すると語っている。

「AIは大きなものだよね」と彼は語っている。「WEB3はそれほどのものではないし、メタヴァース自体も革命的ではないと思う。でも、AIは革命的だよ」

この思いはマイクロソフトでも共有されているようで、2021年にマイクロソフトのゲーム部門のCEOであるフィル・スペンサーはメタヴァースが「自社にとって」いいものであるとテック企業は語っているけれど、プレイヤーに何をもたらすのかは説明できていないと述べていた。

昨年4月、フェイスブックの親会社であるメタはVRによるメタヴァースを開発しようとして28億ドル(約3600億円)の損失を出したことが明らかになっている。

また、ビル・ゲイツはコーディングが今もなお趣味であり続けているかどうかを訊かれて、自身のコードがマイクロソフト製品に使われていたのはだいぶ昔のことだと語っている。

「ああ、コードで遊ぶのは好きなんだ」とビル・ゲイツは答えている。「最後にマイクロソフトの製品として僕のコードが出荷されたのは1985年だった。すごく昔だよね。スケジュールのために『週末に出社してコーディングします』なんて悩まされることはもうないんだ」

また、ビル・ゲイツは携帯電話のOSを開発するマイクロソフトのアプローチを変えられていたらよかったと述べ、「アンドロイドが勝った」ことを認めている。U2のボノについては「いい友人」だとも語っている。

ゲームのニュースとしては、ユービーアイソフトが未発表のゲーム3本の発売を中止して、『スカル&ボーンズ』の発売を再び延期することを発表している。

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