ベセスダ・ソフトワークスは新作RPG『スターフィールド』の勢力系クエストには『ジ・エルダー・スクロールズ・ファイブ:スカイリム』の「ギルド」と似た仕組みを採用していることを明らかにしている。
12月16日にYouTubeで公開された「コンステレーションQ&A」で、リード・クエスト・デザイナーのウィル・シェンは、プレイヤーは1回の通しプレイで複数の「勢力」のクエストに挑み、各「勢力」のクエストラインは独立していると語っている。
つまり、『スターフィールド』の「勢力」は『フォールアウト4』の「派閥」よりも、『スカイリム』の「ギルド」に近い仕組みになることが明らかとなっている。
「制作の初期段階で、メイン・クエストで実際に有人星系をひと通り案内し、プレイヤーを主要なキャラたちに会わせようと決めたんだ。そうすれば、その後に何が待っているのか、ある程度わかるからね」とウィル・シェンは説明している。
「すべての勢力クエストを独立してプレイできるようにしようと決めた。今回はなんというか、もう少しパーソナルなストーリーにしたかった。プレイヤーが勢力の進む方向性に、もっと影響を与えるような(ストーリーに)ね」
『スターフィールド』についてはこれまでコロニー連合、リュウジン インダストリーズ、自由恒星同盟、ヴァルーン家、紅の艦隊など、各勢力の情報が公開されている。各勢力はお互いに政治上激しく対立しているが、ウィル・シェンはプレイヤーが味方にしたい複数の勢力に加勢することができると説明している。
ただし、『スカイリム』との違いもあり、最後のクエストが完了しても、1つの勢力のリーダーになれるとは限らないとコメントしている。『ジ・エルダー・スクロールズ』シリーズでは通常、プレイヤーは最後のクエストを完了させた時点で1ギルドのリーダーになれる。一方で、『スターフィールド』ではプレイヤーが「(ストーリーの展開を決めるため)必ずしもゲーム内のすべての勢力で自身がリーダーを務めなくてもよくなる」という。
ウィル・シェンはすべての主要キャラクターや「勢力クエストにはプレイヤーの選択が反映される」と続けて、選択が1つの勢力にとどまらず「もっと広範囲に影響を及ぼすこともある」と説明している。
『スターフィールド』は2023年発売予定だが、発売日はまだ発表されていない。
その他のニュースとして、サービスが終了したFPS『アンリアル トーナメント3』のページがスチームで新設されており、無料ゲームとなって再販される可能性が浮上している。
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