Photo: Larian Studios

ラリアン・スタジオは『ダンジョンズ＆ドラゴンズ』の世界を舞台にしたRPG『バルダーズゲート3』の大型パッチ第9弾ではファン待望のクラス（職業）「パラディン（聖騎士）」を追加して、全クラスのレベル上限を引き上げると発表している。シリーズでお馴染みのキャラクター「ミンスク」も再登場して、声は声優のマシュー・マーサーが演じるという。

ラリアン・スタジオはシリーズの最新情報を発信する恒例の「パネル・フロム・ヘル」を配信して、パッチ第9弾「ホーリーナイト」の内容を紹介している。パラディンには「献身の誓い」と「古き者との誓い」という2種類のサブクラスを用意しているという。

「パラディンごとに使命や理想は異なりますが、いずれも世界にはびこっている悪に対抗して、善と共に立ち上がるという誓いを立てています」とラリアン・スタジオは説明している。「献身の誓いや古き者との誓い、たとえそれ以外の誓いを立てようとも、秩序と正義を守ることを目標としています」

なお、「誓い」を破ったパラディンのサブクラスも選択可能になると予告されている。

また、パッチ第9弾では各クラスのレベルの上限が4から5まで引き上げられ、「フライ（飛行）」などの新たな呪文やスクロール（アイテム）も追加される。

魔法を使用できるクラスでレベルを5まで上げると、『ダンジョンズ＆ドラゴンズ』シリーズで人気の呪文のカウンタースペル、アニメイト・デッド、ファイアーボールなどが使えるようになる。

また、自分や敵のターン中にキャラクターがとるリアクションや、ゲーム序盤での戦闘のバランスが調整され、呪文コマンドに新たなヴァリエーションが加わるという。

さらに、NPC（ノン・プレイヤー・キャラクター）の「戦闘時の判断力が向上」し、「オーガがゴブリン入りの樽を投げつける能力」が改善される。

そのほか、ラリアン・スタジオは「ミンスク」が再登場して、マシュー・マーサーが声を演じると発表している。

12月9日、同社は『バルダーズゲート3』の新たなトレイラー動画を公開して、正式版を2023年8月にリリースすると発表している。

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