Photo: Criterion
英クライテリオン・ゲームズは長年新作が出ていない『バーンアウト』シリーズの復活を望んでいるが、当面その予定はないことが『ユーロゲーマー』の取材で明らかとなっている。
取材にはクライテリオン・ゲームズの最新作『ニード・フォー・スピード アンバウンド』のクリエイティヴ・ディレクターであるキーラン・クリミンズが応じている。
キーラン・クリミンズは取材で最新作のほかにも、『バーンアウト』シリーズ復活の可能性を訊かれている。『バーンアウト』は人気シリーズだが、2018年に『バーンアウト パラダイス リマスター』がリリースされて以降、新作はリリースされていない。また、完全新作は2011年に発売された『バーンアウト・クラッシュ!』が最後となっている。
キーラン・クリミンズは人気シリーズの復活を熱望しているが、当面その予定はないと語っている。『バーンアウト』が「次に手掛けるゲームではありません」としながらも、シリーズに対するクライテリオン・ゲームズの情熱は健在だと強調して、「レースゲームの中でも唯一無二」の『バーンアウト』シリーズから新作が「今出ると、間違いなく傑作」になるとコメントしている。
彼は「当社が最も情熱を注いだゲームを2つ挙げるとすれば、当然『ニード・フォー・スピード』と『バーンアウト』になります」と語っている。「2つとも大好きなシリーズです。レースゲームの中でも唯一無二の『バーンアウト』（から新作）が今出ると、間違いなく傑作になると思います」
「是非、制作したいと思っています。もし当社が手掛けたゲームが好調で、開発チームを拡大できるようになれば、『バーンアウト』シリーズの新作を制作できるかもしれません。当面その予定はありませんが、実現すれば本当に素晴らしいことだと思います」
『バーンアウト』のファンにとっては嬉しいニュースと言える。一方で、クライテリオン・ゲームズは当面の間は『ニード・フォー・スピード』シリーズの制作に注力するとしている。最新作の『ニード・フォー・スピード アンバウンド』は12月2日に発売されている。
「クライテリオン・ゲームズと言えば、（2つのシリーズではなく）『ニード・フォー・スピード』を手掛けるスタジオだと現在は言えるのか」と問われて、キーラン・クリミンズはそうだと思うと答え、「今後はわかりません」と続けている。
「『ニード・フォー・スピード』のその他の作品も開発していきたいと思っています」とキーラン・クリミンズは語っている。「実際のところ、『ニード・フォー・スピード』の作品をまた制作するのを心から楽しみにしています。これからも沢山作っていきたいです」
その他のニュースとして、FPS『スクワッド』の開発元として知られるオフワールド・インダストリーズが、映画『スターシップ・トゥルーパーズ』をテーマにしたゲームを開発中と発表している。
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