マーベルミッドナイト・サンズ、約6万5千行に及ぶボイスが収録されることに

Photo: Firaxis

新作タクティカルRPG『マーベルミッドナイト・サンズ』で声優が音声を吹き込んだセリフのボリュームは約6万5千行に及ぶことが明らかとなっている。

開発元のフィラクシス・ゲームズは「フィラクシス・ゲームズからのスペシャル・メッセージ」と題した動画をYouTubeで公開して、開発チームがゲームのお気に入りのポイントを紹介している。

リード・エンジニアを務めるウィル・ミラーは次のように語っている。「ボイス収録のボリュームは6万5千行におよびますし、ムービーは合計で2時間以上の長さになっています。プレイヤーが選択できる要素も盛りだくさんです」

プロデューサーのロニー・カハナは「才能溢れるライターたちと一緒にゲームを制作ができて、最高でした」と語っている。「インポスター症候群や幼少期のトラウマの克服など、メンタル・ヘルスをテーマにした素晴らしい対話を書き上げてくれました」

『マーベルミッドナイト・サンズ』は戦略RPG『エックスコム・エネミーアンノウン』の開発元として知られるフィラクシス・ゲームズとマーベルが初めてコラボレーションした作品となっている。

『マーベルミッドナイト・サンズ』にはX-MENやアベンジャーズなど『マーベル』作品のスーパーヒーローたちのほか、様々な能力をカスタマイズして使えるオリジナル・キャラクターの「ハンター」が登場する。

『NME』は『マーベルミッドナイト・サンズ』のプレヴュー記事で戦闘システムを称賛しているが、プレイヤーが戦闘後に戻る拠点「アビー（寺院）」については懸念を示している。

「アビーでどうプレイしたらいいのかが分かりづらくなっています。プレイステーション2向けの3人称視点アクション・アドベンチャー・ゲームのように主人公を操作しますが、近年の『モータル・コンバット』シリーズに収録されているクリプトモードによく似ている感じもします」

『マーベルミッドナイト・サンズ』はPC、プレイステーション5、Xbox シリーズ/S向けに12月2日に発売が予定されている。

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