Photo: The Pokémon Company

株式会社ポケモンは9月28日に公開したWebコンテンツ「世界ポケモン生態学会」で『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の最新情報を発表し、登場予定の新ポケモンを公開している。

新ポケモン「ウミディグダ」は、初代ポケモンのディグダと遠縁の関係にあり、見た目もディグダと似ている。どちらも大きな赤い鼻と小さな黒い目、そして丸い頭というシンプルな形をしている。だが水辺で暮らしているウミディグダは、ディグダ(パルデアのすがた)とは全く異なる別のポケモンであることが確認されている。

「世界ポケモン生態学会」の特設サイトで見ることができる、白いからだのウミディグダはゲーム発売日の11月18日から登場する。

このWebコンテンツはだれでも参加できるオンライン上の学会発表という設定になっているが、実は事前に収録されたものであり、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の舞台となるパルデア地方に生息する様々な野生のポケモンを紹介する貴重な映像を公開している。

映像の最初に蛇のような見た目をしたハブネークがザングースと戦い、身をかわす技などを見せている。すぐにアンケート画面に移ってしまうため、どちらが勝ったかは分からない。アンケートの回答の選択肢は全て日本語で表示されており、次に見たい映像を選択できる。

次に乾燥した気候で知られる世界のオリーブ畑が映し出され、ディグダが潜り込んで日陰に移動した後、湿地の映像に移り、ポケモン「ウパー(パルデアのすがた)」とコダックが登場する。ウパー(パルデアのすがた)は陸上での生活を好み、全身を毒の粘膜で覆って敵から身を守るという。

また、別の映像ではくさポケモンやむしポケモンが生息する森林のクリップ映像を公開している。ごはんを食べるヨクバリスが登場し、鈍感な性格であり、たくさんの実を頬張るポケモンだと説明されている。また、木の上でカジッチュというポケモンも見つけることができる。カジッチュはりんごの中で暮らしており、りんごの中身を食べながら成長すると説明されている。

最後には水辺の映像に移り、新種のポケモンであるウミディグダを公開している。解説者の一人が、このポケモンがディグダに似ていると指摘し、パルデア地方の変種ではないかと発言すると、別の解説者はディグダの進化系ではないかと推測している。ポケモンの先生の助手を務めるナレーターによると、先生の資料が途中で途切れてしまっているためディグダに関する情報は限られているが、ディグダとは住んでいるところも食べているものも違う、全く別のポケモンであり、どちらも地下に潜って暮らしているため、たまたま見た目が似たものになったとしている。

その他のニュースとして、『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2』は先日行われたオープンベータテストの結果を受けて、発売前に射撃中の視認性やオーディオのシステムに変更を加える予定となっている。

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