リメイク版『スプリンターセル』のストーリーが「今のプレイヤー」向けに書き直されることが、開発元の求人情報から明らかとなっている。
海外のゲーム情報サイト『PSU』によると、ユービーアイソフトは脚本家を募集しており、公式サイトの募集要項には2002年に発売された初代『スプリンターセル』のリメイク版に関する開発方針が紹介されている。
「初代『スプリンターセル』を土台にして、今のプレイヤー向けにストーリーを書き直します。オリジナルのゲーム特有の雰囲気やテーマを保ちつつ、キャラクターと世界観をさらに掘り下げ、真に迫ったリアルなストーリーの制作を目指しています」
脚本家の職務については、「『スプリンターセル』シリーズの新規ファンが、わかりやすく魅力的なストーリーを楽しむ手助けをする」と説明しており、次のように続けている。「従来の『スプリンターセル』らしさを維持しながら、次世代のヴィジュアルや新しいステルス・ゲームプレイをプレイヤーにお届けするために、ユービーアイソフトの自社エンジン『スノードロップ・エンジン』を駆使して、人気シリーズ『スプリンターセル』の開発に携わる機会が得られます」
リメイク版『スプリンターセル』の開発は2021年12月に発表されており、2002年発売の初代『スプリンターセル』を元に、ストーリーやゲームプレイが一新される。リメイク版のプロデューサーであるマット・ウェストは発表に際して、「今のプレイヤーの趣向に合うよう、単純にゼロから作り直した方がいい部分がある」とコメントしている。
しかし、リメイク版の発売までまだ時間がかかるとみられている。マット・ウェストは発表当初、本作が「まだ開発の最初期段階」にあると述べていたが、それ以来、開発チームから進捗状況はほとんど発信されていない。
関連情報として、テンセント社はユービーアイソフトの「更なる成長」を期待して、親会社のギユモ・ブラザーズに3億ユーロ(約430億円)を追加投資したことが明らかになっている。
その他のニュースとして、イギリスの政治家であるジェレミー・コービンが『ドゥーム2』のモッド版で、地獄から甦ったイギリス元首相のマーガレット・サッチャーを倒す『サッチャーズ・テックベース』をプレイしている様子がツイートされて話題になっている。彼は、政治教育を目的としたアートや音楽の祭典「ザ・ワールド・トランスフォームド」に参加していた。
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