Photo: CD Projekt Red

スチームの売上ランキングでは現在『サイバーパンク2077』が『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 2』より上位にランクインしており、人気が再燃していることが明らかとなっている。

スチームの売上ランキングの結果が示しているように、『サイバーパンク2077』は『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 2』や『フットボールマネージャー 2023』など、今年最大の売上が見込まれている複数のタイトルを抑えて上位に躍り出ている。

本稿執筆時点で『サイバーパンク2077』は、スチームの売上ランキング1位の『FIFA 23』よりわずか4位下のランク5位につけている。さらに『ザ・ゲーマー』の記事によれば、9月25日時点では『サイバーパンク2077』が『FIFA 23』より上位にランクインしており、両者の売上に大きな差はないと見られている。

発売当初『サイバーパンク2077』はトラブルに見舞われたが、ここ最近では、発売以来最高となる同時接続プレイヤー数を記録するなど、人気が再燃している。直近24時間ではピーク時のプレイヤー数は136,724人となっており、現在のプレイヤー数は9番目に多い91,367人となっている。

『サイバーパンク2077』の新たな人気の1つの要因は、ゲームと同じナイトシティを舞台にしたネットフリックスのオリジナル・アニメーション・シリーズ『サイバーパンク エッジランナーズ』だと見られている。『サイバーパンク エッジランナーズ』はネットフリックスで大成功を収め、現在米映画批評サイト「ロッテン・トマト」で97パーセントのオーディエンス・スコアを保持している。

とはいえ、開発元のCDプロジェクト・レッドは数年前から着実にアップデートと新機能の追加を行っており、最近も「スパイスリラー・アクション」を内容とする拡張版「仮初めの自由」のリリースを発表している。この拡張版の発売は2023年とされており、最初のトレイラー動画でキアヌ・リーヴスが「ジョニー・シルヴァーハンド」役で再び登場している。

今月、クエスト・ディレクターのパヴェル・サスコは『サイバーパンク2077』に「再出発する機会(セカンドチャンス)」を与えてくれたファンに感謝を伝えている。さらに9月24日にも「『サイバーパンク2077』にチャンスを与えてくれた皆さんの存在を、一人たりとも当たり前とは思ってはおりません」とツイートしている。

CDプロジェクト・レッドは先日、「仮初めの自由」が『サイバーパンク2077』の「予定されている唯一の拡張パック」になると発表している。

その他のニュースとして、インフィニティ・ウォード社は『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 2』のチーターに対して「対策を講じる」と発表している。

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