イギリス・ゲーム業界で著名なブライアン・エアーズが短い闘病生活の末に惜しくも42歳で亡くなったことが明らかになっている。
9月24日にブライアン・エアーズの同僚であり、セガ・ヨーロッパでプロダクトPR部門の代表を務めるライアン・キングはツイッターで「あたたかくて面白くて才能に溢れた最高の仲間であるブライアン・エアーズを失ったのは私たちにとって大きな損失であり、悲しみに暮れています」と述べて、彼の訃報を伝えている。ツイートにはクラウドファンディング・サイト「ジャストギヴィング(JustGiving)」のリンクが添付されており、彼の葬儀の資金を募っている。
「ジャストギヴィング」の投稿によれば、ブライアン・エアーズが現地時間9月23日に亡くなっている。「彼は息子、兄弟、パートナー、友人、同僚として多くの人から愛される存在でした」とページには書かれている。「私たちは彼の母ジャッキー、継父バリー、パートナーのケイのために葬儀にかかる多額の費用を援助するため、このページを立ち上げました」
Devastated that we've lost @Kaaaaneda who was truly the best of us – warm, funny, brilliant, a huge loss to us all. Games industry, please share this link far and wide xxx https://t.co/iTYlCWCs05
— Ainsley Harriott Cinematic Universe (@NoMagRyan) September 24, 2022
ブライアン・エアーズは2008年にコナミデジタルエンタテインメントに入社し、営業およびトレードマーケティング部門のエグゼクティヴとして従事した後、2010年にはPRおよびマーケティング部門のマネージャーに就任し、ゲーム業界に貢献したことで知られている。ブライアン・エアーズは3年間その職務に就いた後、2013年1月から2014年まで同社のヨーロッパ・ブランド・マネージャーを務めている。
ブライアン・エアーズはコナミを退職した後に、2015年にカプコンのシニア・ブランド・マネージャーとして採用され、5年間勤務している。ここ数年では2021年1月から同年9月まで、『クルセイダー・キングスIII』や『ステラリス』の開発元であるパラドックス・インタラクティヴでプロダクト・マーケティング部門のシニア・マネージャーに就任していた。
2021年にはセガ・ヨーロッパのプロダクト・マーケティング部門のシニア・マネージャーに就任し、亡くなるまで在籍していた。
2001年から2006年まで、ブライアン・エアーズはロンドンを拠点に活動するパンクロックバンド「ハイテクジェット」のメンバーとしても活躍していた。バンドは5人組で構成され、ブライアン・エアーズがヴォーカルを担当していた。
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