Photo: Blizzard Entertainment

ブリザード・エンターテインメントが開発しているアクションRPG『ディアブロ IV』について約40分におよぶゲームプレイ動画がネット上に流出したと報じられている。

『ディアブロ IV』の制作は2019年に正式発表されて、本年6月に2023年の発売が決定している。

『レディット』ユーザーによると、現地時間9月18日に『ディアブロ IV』のゲームプレイ映像を含む2つの動画がネット上で公開されたという。流出したファイルは1つが約5分間、もう1つは約38分間の動画であり、いずれもディスコードのプライベート・チャンネルで録画されたものとみられている。

『PCゲーマー』は、このゲームプレイ動画には大量のウォーターマーク(動画や映像に重ねるテキスト、透かし)が入っているほか、ゲーム内に登場する橋や建物などがテクスチャ化されていないことから、『ディアブロ IV』のテストビルド版の映像が流出したとの考えを示している。また流出した映像では、プレイヤーが「バーバリアン」としてゲーム内を移動しながら戦闘したり、クエストに挑戦する様子やゲームマップが確認できることも報じられている。

『ディアブロ IV』は『ディアブロ』シリーズの世界「サンクチュアリ(人間界)」が舞台となっており、『ディアブロ III:リーパー・オブ・ソウルズ』のその後のストーリーが描かれる。『ディアブロ III:リーパー オブ ソウルズ』では「天使と悪魔の子ども」と呼ばれる人類であり、主人公のネファレムが「黒のソウルストーン」に封じ込められた地獄の七帝王の力を解放し、強力な「黒のソウルストーン」を破壊することで、強敵のマルサエルを倒すというストーリーが繰り広げられる。

本年6月、ブリザード・エンターテインメントは『ディアブロ IV』の新たなトレイラー動画で、5つ目となる最後のクラスを公開している。また、動画ではバーバリアン、ソーサレス、ドルイド、ローグに加え、『ディアブロ II』、『ディアブロ III』に登場したネクロマンサーの追加も発表されている。

以前、『ディアブロ IV』の開発者は本作でプレイヤーが探索できる場所として「5つの異なる地域と数百にものぼるダンジョン」があることを公式ブログで予告している。また、アート・チームとデザイン・チームは3月に公開された公式ブログで、本作は「シームレスな世界が作り上げられており、世界を端から端へ歩き回ったり、氷河の頂きを渡り歩くことが可能」だと明かし、ゲームの仕上がりに自信をのぞかせている。

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