Photo: 10 Chambers

10チェンバース社の最高経営責任者であるウルフ・アンデションは協力型シューター『GTFO』の物語が「終盤にさしかかっている」と語っており、同社が次のプロジェクトを検討していることを明らかにしている。

ウルフ・アンデションは『NME』の取材に応じて、『GTFO』の開発チームが8人から88人にまで拡大したものの、追加開発を際限なく続けるのは避けたいとの考えを示している。

「『GTFO』ですが、物語は終盤にさしかかっています。すぐ終わるわけではないですが、終わりは近いです。ひたすら追加開発を続け、本作を『利益がなく、エンディングも作れない』といったゲームにしたくありません。むしろ、好調な時に終わらせたいです。どのような形で終わるのか、皆さんを惑わせるのが好きなので、おそらく奇妙なものになるでしょう!」

また、プレイヤーが全ストーリーを一通りプレイできるようなランダウン(独自のコンテンツ)が最終段階の『GTFO』に登場するのかを問われ、ウルフ・アンデションは「それが完璧なヴィジョンであれば、おそらく(登場するでしょう)」と答えている。

ウルフ・アンデションは『GTFO』の開発を振り返り、10チェンバース社が成長中であるものの、「ゲーム内容に強くこだわり、コンセプトに忠実であり続けられたこと」を誇りに思うと述べている。「だからこそ、別のゲームも開発しています。この状態を保ち続けなくてはなりません」

10チェンバース社は『GTFO』の追加開発の打ち切りを視野に入れている一方で、新たな協力型シューティング・ゲームを制作している。具体的な発売日やタイトルはまだ発表されていないが、ウルフ・アンデションは『NME』に「(新作は)強盗がテーマの協力型FPSで、テクノスリラーをモチーフにしたもの」だと説明している。

ウルフ・アンデションは、強盗がテーマの協力型クライム・シューター『ペイデイ』シリーズでデザイナーを務めている。このゲームでやり残したことがあると語り、「私は、どうしてもこの新作を作らなくてはなりません。強盗のテーマに戻ることにしました」と述べている。

その他のニュースとして、マイクロソフトは『コール オブ デューティ』シリーズの新作を今後もXboxプレイステーションで同日に発売すると発表している。

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