Photo: Disney/Marvel

エレクトロニック・アーツが現在『ブラックパンサー』の完全新作ゲームを開発中だと報じられている。

ジャーナリストのジェフ・クラブは7月25日にツイッチでストリーミング配信を行い、今後発売予定のゲームについて語る中でこの情報を明らかにしている。現地時間7月23日に映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』のトレイラー動画がポップカルチャーの祭典「サンディエゴ・コミコン2022」で公開されたことを受け、ジェフ・グラブは新作ゲームの詳細を語っている。

現在、『ブラックパンサー』の新作ゲームは開発の初期段階にあり、元モノリス・プロダクションのヴァイス・プレジデントであるケヴィン・スティーブンズが立ち上げた新スタジオが手掛けているという。『ゲームズ・インダストリー・ドット・ビズ』によると、エレクトロニック・アーツは同スタジオの設立を昨年発表している。

本作はオープンワールド型のシングルプレイ用ゲームで、プレイヤーは前「ブラックパンサー」亡き後の新たな後継者となる。ケヴィン・スティーブンズはモノリス・プロダクションで取締役を務め、『シャドウ・オブ・モルドール』と『シャドウ・オブ・ウォー』の開発に携わり、アクション・アドベンチャー・ゲームの制作に深い造詣を有している。

この『ブラックパンサー』の新作ゲームは完全オリジナルのユニバースが舞台となっており、「ブラックパンサー」が登場するマーベル・シネマティック・ユニバースやゲーム『アベンジャーズ』とは別コンテンツとしてストーリーが進行すると見られる。なお、開発は初期段階であるため、詳しい情報やゲームプレイ動画の公開などはしばらく先になる可能性が高い。

ケヴィン・スティーブンズ率いる新スタジオが2021年に発表された際、エレクトロニック・アーツのチーフ・スタジオ・オフィサーのローラ・ミーレは次のように述べている。「ケヴィンは並外れた才能があるゲーム開発者かつリーダーであり、開発チームを協力して結成するのを楽しみにしています。彼はオープンワールド型アクション・アドベンチャー・ゲームの開発者として有名なので、プレイヤーの皆さんはこの新スタジオとそのプロジェクトの詳細を心待ちにしていることと思います」

その他のニュースとして、『ハーフライフ2:エピソード2』に収録されているチャプター6「レーベンホルムには行かない…」のMODのデモ版が約1年の開発期間を経て公開されている。このMODでは、オリジナル版とは異なる場所と時間帯で「レーベンホルム」のステージが描かれている。

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