『ベヨネッタ』シリーズを手掛ける神谷英樹は、任天堂がシリーズ作品の露出度を下げたり、キャラクターのデザインを控えめにするよう口出しするようなことは一度もなかったと明かしている。
先日、『ベヨネッタ3』の発売日が10月28日に決定したことが発表されている。開発元はさらに、主人公ベヨネッタの露骨な描写を抑えて、お茶の間でも気まずい雰囲気にならずに遊べる「ナイーブエンジェルモード」の搭載を発表している。『ニンテンドー・エヴリシング』によれば、神谷英樹は発売日が発表された後、7月19日に次のようにツイートしている。
「ベヨの露出の話になると『任天堂だから云々』という言葉をやたら目にするけど、ベヨ1(移植)、ベヨ2、ベヨ3を通じて、任天堂から露出のことで口を出されたことは、ベヨ2でリンクのコスチュームに対して『もっと胸元露出させてもいいのでは?』と提案されたことを除いて、一度もないんですよ…」
「ベヨに関してはバイアス頭でしなくてもいい心配をせずに無邪気に楽しんだらいいと思いますよ…」と神谷英樹は続けている。「任天堂と言えば、いわっち(任天堂の元社長である岩田聡の愛称)にも言ったんだけど、デカいから四角四面でめんどくせえ会社じゃねえかなと思ってたら、それなりに長らく一緒にやってみて、まぁめんどくせえところもあるけど、開発に関しても販売に関しても、意外に対面でちゃんと話し合ってくれるなという印象…」
任天堂と言えば、いわっちにも言ったんだけど、デカいから四角四面でめんどくせえ会社じゃねえかなと思ってたら、それなりに長らく一緒にやってみて、まぁめんどくせえところもあるけど、開発に関しても販売に関しても、意外に対面でちゃんと話し合ってくれるなという印象…https://t.co/Q76u6yhoHT
— 神谷英樹 Hideki Kamiya (@PG_kamiya) July 19, 2022
つまり、『ベヨネッタ3』の「ナイーブエンジェルモード」は、ゲーム内での露骨な描写を抑えるよう任天堂から要請があったためではなく、プレイヤーが自分で設定できるようにしたかったプラチナ・ゲームズの判断で搭載されるに至っている。
「ナイーブエンジェルモード」は「ON」にすると、ベヨネッタの肌が露わになる代わりに服を着たままの状態になったり、通常のプレイ時よりも露出度が控えめになると告知されている。
その他のニュースとして、パズル・ゲーム『ペーパーズプリーズ』のiOS版とAndroid版が現地時間8月5日にリリースされる。両バージョンには小規模の変更が適用されている。
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