ライアットゲームズは『ヴァロラント』のパッチ5.01のパッチノートを公開しており、北米でスマーフ(初心者狩り)を検出する新たなシステムの試験運用がスタートしている。
7月12日に公開されたパッチノートでは通例通り、新たなパッチで本作のエージェントに適用されたアップデートや不具合の修正内容が紹介されている。
さらに、今回のパッチノートではゲームプレイ・システムのアップデートについても掲載されている。ライアットゲームズは現在、新たなスマーフ検知機能に取り組んでおり、今回のパッチで試験的に、北米のサーバーに導入するという。
ライアットゲームズは「今回実装されるスマーフ検知システムの追加機能は、新規プレイヤー(つまり、すべての新規アカウント)が、適切なスキルレベルのプレイヤーとより早くマッチアップすることを目的としています」と述べている。
VALORANT パッチノート 5.01https://t.co/Cp4U14kMRe
フェニックス、KAY/O、ヨルのバランス調整とスマーフ検知システムのアップデート(北アメリカのみ)を行いました。 pic.twitter.com/BRf1mLoPgg
— VALORANT // JAPAN (@VALORANTjp) July 12, 2022
また、北米での試験運用の後に全世界のサーバーで導入する準備を進めていくと続けている。試験運用は2022年7月11日の週より開始されている。
スマーフィングは、『ヴァロラント』などの対戦型オンライン・シューティング・ゲームで行われることが多く、ランクの高いプレイヤーが新規のアカウントを作成して、ランクの低いプレイヤーたちに混じって対戦する行為を指す。スマーフが行われると、ゲームの対戦システムに混乱が生じ、プレイヤーのランク付けが正しく実行されなくなる。
また、パッチ5.01では北米でのスマーフ検知機能の導入に加えて、他のプレイヤーの横または後ろを歩行する際の衝突判定の挙動が改善されている。パッチノートによれば、「これにより、味方の近くを移動する際のイライラがかなり軽減」するという。
さらに、フェニックス、ヨル、KAY/Oに調整が加えられている。フェニックスはカーブボールのフラッシュが強化されている。また、ブレイズの発動中に壁をねじ曲げるのを止めると、以前と比べてより早く武器を構えられるようになっている。ヨルはアルティメットの効果時間が10秒から12秒に延長されている。KAY/Oはフラグ/メントの効果範囲が10mから8mに短縮されたが、範囲内にいるプレイヤーに一律でダメージを与えられるように変更されている。
その他のニュースとしては略奪型シューティングゲーム『マローダーズ』のPC向けのクローズドベータテストが来週から開始されることが明らかとなっている。
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