Photo: Battlestate Games

『エスケープ・フロム・タルコフ』の最新パッチでパッチノートに記載がなかった複数のタスクの仕組みが変更されたほか、新たに3つのタスクが追加されている。

6月30日に配信された「パッチ 0.12.12.30」で、ワイプ(個人データの強制リセット)とマップ「ライトハウス(灯台)」の拡張が実施され、新たな武器も多数追加されている。

一方、開発元のバトルステイト・ゲームズが公開したパッチノートは複数のタスクに変更があったことに触れられておらず、プレイヤーが発見した新規タスクが明らかとなっている。これらの変更点は『エスケープ・フロム・タルコフ』の情報サイト『タルコフ・ニュース』でまとめられており、既存のタスクにいくつかの大幅な変更が加えられている。

まず、トレーダーの「プラポール」が最初に依頼するタスク「デビュー」について、プレイヤーは敵の「スカヴ」をマップ「カスタムズ」で倒す必要がなくなっており、クリアに必要な5キルはゲーム内のどのマップでも実行できるようになっている。

また、トレーダーの「イェーガー」からのタスク「サバイバリスト・パス:ジヴィチク」はクリア条件に変更が加えられており、「ファクトリー」以外のマップで脱水状態のまま生き残らなくてはならない。また、同じく「イェーガー」からのタスク「サバイバリスト・パス:イーグル・オウル」については、「ファクトリー」内でキルした「スカヴ」のキル数はカウントされなくなっている。

最も大幅な変更が加えられたのは「プラポール」からのタスクである「パニッシャー・パート5」で、クリアしてもトレーダーから弾薬「7.62×39 BP」を購入できなくなっている。その代わりに「パニッシャー・パート5」よりも開始条件のレベルが10高いレベル30で「プラポール」から依頼されるタスク「グレナディア」をクリアすると、同アイテムがアンロックされる。

『エスケープ・フロム・タルコフ』の最難関タスクの1つとされる「シューター・ボーン・イン・ヘヴン」も難易度がさらに高くなっている。ヘッドショットでのキルは125メートル以上離れた位置からの攻撃でなければカウントされず、クリアするには「ライトハウス」で複数のPMC(プレイヤー)を倒す必要がある。

その他、新たに3つのタスクも追加されており、1つ目の「ブロードキャスト」は「ライトハウス」に隠されたレコーディング・スタジオを探し出し、電波妨害装置を仕掛けるというタスクになっている。2つ目の「リコナイスサンス(偵察)」も同じく「ライトハウス」が舞台となるタスクで、マップ上に3棟あるオフィスビルの屋根を偵察し、脱出するのがクリア条件となる。3つ目の新規タスクは「ストレイドッグス」で、「スカヴ」の新たなボスである「ビッグ・パイプ」、「ナイト」、「バードアイ」の3体を倒さなくてはならない。

『エスケープ・フロム・タルコフ』の関連ニュースとして、バトルステイト・ゲームズは先週のワイプまでにプレイヤーがゲーム内のレイドで稼いだ金額は1600兆ルーブルであることを明らかにしている。

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