ナイアンティック社は『ポケモンGO』のリモートレイドの削除は考えていないと語っている。ただ「コミュニティ・デイ」期間中に特定のレイドをクリアするには、これまで通り屋外を歩く必要があるという。
『ポケモンGO』のゲームディレクターであるマイケル・ステランカは『ユーロゲーマー』の取材に、ナイアンティック社は「リモートで参加できる1・3・5つ星のレイドを、現時点で削除するつもりはありません」と述べている。また、「再び対面プレイを楽しめるよう進めていきたいと思っています」とコメントしている。
「当社の基本方針は、過去2年間プレイヤーに愛されてきたリモートレイドを廃止するのではなく、対面プレイを促進する新機能やコンテンツを導入していきます」
新型コロナウィルスの影響によるロックダウンの間、ナイアンテック社は安全にプレイできるようポケストップ/ジムにアクセスできる距離を40メートルから80メートルに変更したが、2021年に元の40メートルに戻し、プレイヤーたちが抗議していた。以来、ナイアンティック社はリモート形式でプレイできる機能と、対面形式でプレイするコンテンツの両立に努めてきた。
また、「パンデミックの影響下で動けなくなったプレイヤーたちが交流できるように(中略)当社は最善を尽くしました」と説明する一方で、目指すべきところとは大分違う変更を導入せざるを得なかったと述べている。
「『ポケモンGO』は皆さんの身近な世界を探検するゲームに変わりありません。ソファーでくつろいだまま『ポケモンGO』のすべてを体験するのは、ちょっと行き過ぎだと思います。それは私たちが思い描く作品ではないのです」
『ポケモンGO』では、今後数ヶ月間は「プレイヤーに外出を促すようテクノロジーを駆使すること」に注力し、「プレイヤーが自宅に籠もる時間を減らし、外で探索できる方法を常に模索」するとしている。
その他のニュースとして、ソニー・インタラクティブ・エンタテインメントはプレイステーション・プラスで配信中の往年の人気タイトルがNTSC(TVの放送規格の一つ)でのプレイに対応すると発表している。
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