グーグル・ステイディアが独占配信する『スーパーボンバーマンRオンライン』がPC版の発売に向けてエンターテインメント・ソフトウェア・レイティング委員会の審査を受けたことが明らかになっている。
コナミデジタルエンタテインメントは正式にPC版の発売を発表していないが、エンターテインメント・ソフトウェア・レイティング委員会のサイトに審査結果が掲載されていることを『トゥイステッド・ヴォクセル』が最初に報じている。
『スーパーボンバーマンR オンライン』は2020年9月にステイディアが独占配信を開始し、現在はステイディアのユーザーであれば誰でも無料でプレイ可能となっている。
本作は『スーパーボンバーマンR』のオンライン専用のスピンオフ作品で、『スーパーボンバーマンR』は2017年にNintendo Switchでまずリリースされ、その後2018年にはPlayStation 4版、Xbox One版、PC版も発売されている。
ステイディア版の特徴は最大64人のプレイヤーがバトル・ロワイヤルに参加できる「バトル64」モードとなっている。ただし全プレイヤーが一斉に同じマップ上で戦うのではなく、通常の対戦ステージ16個がトンネルで結ばれており、プレイヤーは複数のエリアを移動して各エリア4人ずつで対戦する。
エンターテインメント・ソフトウェア・レイティング委員会の情報によると、PC版には「ゲーム内課金」もあるという。ステイディアの無料版ではプレイヤーはコナミが手掛けるゲームのキャラクターを基本とした14のキャラクタースキンを含むプレミアム・パスを購入できる。これらには『悪魔城ドラキュラ』のシモン・ベルモンド、『サイレントヒル』の三角頭、『メタルギアソリッド』のネイキッドスネークなどが含まれている。
コナミは1月に投資家向けのプレスリリースで組織再編の一環としてゲーム開発チームの組織を「解消」すると発表した後、ゲーム部門の閉鎖については否定していた。
一方、グーグルは社内のゲーム開発スタジオを閉鎖すると発表したが、ステイディアはサードパーティのタイトルを配信するクラウド・ゲーミング・サービスとして継続することを明らかにしている。
また、ステイディアはXboxシリーズX/Sの新しいウェブブラウザにも対応すると報じられている。
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