Photo: Nintendo

iPhoneが次期OS「iOS16」でNintendo SwitchのJoy-ConとProコントローラーに対応することが明らかとなっている。

『ザ・ヴァージ』によると、iOSアプリ開発者のライリー・テスタットがベータ版「iOS16」では、Joy-ConコントローラーとProコントローラでソフトを完璧に操作できたことを確認したという。

ライリー・テスタットは「そうアップデートしたか! 最高!」とツイートしており、また左右のJoy-Conコントローラーを別々にiPhoneに接続しているスクリーンショットも公開している。

さらに、他のiOSアプリ開発者たちがツイッターで「iOS16」がJoy-ConやProコントローラーに対応しているか、やりとりをしていると、アップルのエンジニアリング・マネージャーを務めるナット・ブラウンが直接返信している。

ナット・ブラウンは「(簡単にできると思うのでぜひ)試してみてください。何か問題があったら教えてください」と回答している。「左右両方のJoy-Conをペアリングした状態で、左コントローラーの『キャプチャーボタン』と右の『HOMEボタン』を数秒間押し続けると、左右のJoy-Conが1つのコントローラーとして接続され、もう一度やると左右別々に接続されます」

このナット・ブラウンの回答から、左右のJoy-Conを1つのコントローラーとして接続したり、2つのコントローラーとして左右別々に使うかを自由に変更できることが明らかになっている。

現時点でベータ版「iOS16」は開発者向けとなっているが、7月にパブリックβ版がリリースされて、年内には製品版がリリースされる予定になっている。

その他のニュースとして、Nintendo Switchやニンテンドー3DSで海賊版ゲームをプレイできる「違法ハッキングツール」を販売したとして実刑判決を受けたゲイリー・バウザーの裁判の議事録が公開されており、任天堂はゲームの違法コピーや権利問題に対して厳しい態度をとる理由を説明している。

任天堂の弁護士であるアジャイ・シンは次のように述べている。「この裁判は当社にとって非常に重要な機会です。ゲームの販売は、任天堂とそのエコシステムを支え、皆様に笑顔をお届けする基礎となるものです。だからこそ当社は任天堂のシステムからゲームが盗まれないよう全力を尽くします」

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