米ゲーム開発会社のプレイヤー・ファースト・ゲームズは対戦アクションゲーム『マルチヴァーサス』に登場するワーナー・ブラザース作品のキャラクターについて、ファンからの要望を取り入れる方針を明らかにしている。『マルチヴァーサス』はワーナー・ブラザースの映画やアニメとコラボレーションしたゲームとなっている。
プレイヤー・ファースト・ゲームズの共同設立者であるクリス・ホワイトは『NME』とのインタヴューで、スタジオが計画している企画内容とファンからの要望を「半々」で取り入れられるよう制作に取り組んでいると語っている。
「ファンの皆さんが望む機能や登場を楽しみにしている特定のキャラクターがいる場合、優先順位を入れ替えたり、調整を行う可能性があります」
一方で、クリス・ホワイトは『マルチヴァーサス』に登場するキャラクターの元となる作品に偏りが出ないよう、「バランスの取れた作品」にしたいと考えているという。「特定作品のキャラクターたちだけが登場するのではなく、ワーナー・ブラザースの全作品のキャラクターが登場するゲームにしたいと考えています」
「我々の方でゲームに登場させたいキャラクターをリストアップしています。その中には皆さんが楽しみにしているキャラクターや、お馴染みのキャラクターもいます」
また、ワーナー・ブラザース作品の中には、映画『マッドマックス』シリーズや『イット “それ”が見えたら、終わり。』など年齢制限が設けられているIPも多いが、クリス・ホワイトはプレイヤー・ファースト・ゲームズが年齢制限の設けられたIPを子どもたちにも親しみやすいキャラクターにデフォルメすることで上手く融合できたと話している。
「例えば、『ゲーム・オブ・スローンズ』に登場する『アリア・スターク』は復讐のために(殺した子供の肉で)パイを作りますよね。このあらすじを知っている人ならダークな一面を察してもらえると思いますが、(このキャラクターがマルチヴァーサスに登場する時には)その点は分からないように絶妙に仕上がっています」
さらに、プレイヤー・ファースト・ゲームズは『マルチヴァーサス』と他の格闘ゲームとのコラボレーションにも前向きであると述べており、「コミュニティにとって正しいと思えるものについては、スタジオは様々なアイデアを受け入れる方針です」と語っている。
その他のニュースとして、株式会社ポケモンは6月1日22時に『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の最新情報を公式YouTubeチャンネルで公開している。
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