10月28日にリリースが予定されている最新作『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 2』がスチームで配信される可能性について、一部のファンの間で噂が広まっている。
『PCゲームズN』によると、『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 2』の公式アートワークが描かれたバナーが、スチームのシリーズ過去作品の製品ページで一時的に登場していたという。
現在、「シリーズ全作品を表示」と左上に表示されているバナーの背景は空白の画像と差し替えられており、スチームの製品ページを下までスクロールするとそのバナーが表示される。公式アートワークはすでに削除されているが、画像データはこちらで確認できる。
スチームでの『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 2』の配信は現時点では公式に発表されていない。一方、近年では大手ゲーム販売会社がスチームを介さずに自社タイトルを配信することを断念し、ライブラリをスチームへ移行させるなどのケースが複数確認されている。ベセスダ・ソフトワークスは「ベセスダ・ランチャー」のサービスを今年4月末に終了しており、4月27日から「ベセスダ・ネット・アカウント」で所有しているすべてのコンテンツをスチームに移行できるようにしている。また、エレクトロニック・アーツやユービーアイソフトなどは、自社のランチャーをハブとして必要としているものの、スチームでも自社タイトルの配信を行っている。
『コール オブ デューティ』シリーズがスチームに登場したのは2017年のリマスター版『コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア』が最後となっており、本編としては2016年にリリースされた『コール オブ デューティ インフィニット・ウォーフェア』がスチームでの最新作となっている。
2016年以降、アクティヴィジョン・ブリザード社は「ベセスダ・ネット」で『コール オブ デューティ』シリーズを販売しているが、ゲームを1つのプラットフォームに集約できず不満の声が上がっていた。
関連情報として、スチームを運営するヴァルヴ社はスチームに「Xboxゲーム・パス」の機能を導入することを前向きに検討していると今年2月末に語っている。また、マイクロソフトがアクティヴィジョン・ブリザード社を買収し、将来的に『コール オブ デューティ』シリーズが「Xbox・ゲーム・パス」にも対応すると発表していることからも、近いうちにスチームで同シリーズの配信が開始する可能性は高いと見られている。
その他のニュースとして、バトルロイヤル・ゲーム『プレイヤーアンノウンズ・バトルグラウン』のデータマイナーである「プレイヤーIGN」は、同作の開発元のクラフトン社から自宅に私立探偵を送り込まれたとツイッターで報告している。
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