Photo: Capcom

カプコンは過去の人気コンテンツについて、ファンからの要望も参考にして復活を検討していくとコメントしている。

『VGC』によれば、カプコンは5月16日に2022年3月期 決算説明会を投資家向けに開催しており、質疑応答で「休眠IPの活用計画について教えてほしい」という質問を受けている。

この質問に対してカプコンは「現在は市場の需要データを踏まえ、パイプライン計画を策定しています」と回答して、「引き続き、ユーザーからの要望も参考にしながら、タイトルラインナップを検討していきます」と続けている。

カプコンが手掛けた『ロスト プラネット』、『パワーストーン』、『大神』などのシリーズでは、過去数年にわたって新作が発売されていない。

一方『バイオハザード』シリーズでは最新作やリメイク作品がリリースされている。

また、カプコンは5月11日に2022年3月期 連結業績(2021年4月1日~2022年3月31日)を発表し、2023年3月末までに複数の大型タイトルをリリースする計画を明らかにしている。

『バイオハザード7 レジデント イービル』、『バイオハザード RE:2』、『バイオハザード RE:3』については、プレイステーション5とXboxシリーズX/Sに対応した最新機種版のリリースが年内に予定されている。

さらに、2022年6月24日には対戦格闘ゲーム10タイトルを収録した『カプコン ファイティング コレクション』が、2023年には完全新作タイトル『プラグマタ』がリリースされる予定となっている。

なお、待望のシリーズ最新作『ストリートファイター6』の発売時期や詳細については、現時点ではまだ発表されていない。

カプコンは2022年3月期の連結業績が過去最高の売上高を記録したと発表している。各タイトルの販売本数としては、『バイオハザード ヴィレッジ』が全世界で610万本、『モンスターハンターライズ』が410万本、『モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~』が150万本を突破したと報告している。

その他のニュースとして、新作対戦アクション・ゲーム『マルチヴァーサス』に(ロード・オブ・ザ・リングの)ガンダルフ、ゴジラ、(バスケットボール選手の)レブロン・ジェームズなどが登場する可能性があると報じられている。

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