半導体メーカーのアドバンスト・マイクロ・デバイセズ社はカプコンとのパートナーシップの提携を発表し、『バイオハザード ヴィレッジ』のPC版がレイトレーシング(映像を実写に近づける高度なビジュアル処理技術)に対応することを発表している。
これは現地時間3月3日に同社が開催した新型GPU「AMD Radeon RX 6700 XT」の公開イベントにより明らかとなっている。
また、AMD社のレイディオン・シリーズの公式ツイッター・アカウントではレイトレーシング技術を有効にしている時と無効にした場合の違いを確認できる映像が公開されている。
公式ツイッター・アカウントは次のようにツイートしている。「私たちはカプコンとパートナーを組み、『バイオハザード ヴィレッジ』の世界観と次世代の映像表現をレイトレーシング技術と『AMD FidelityFX』により強化します」
We've partnered with Capcom to utilize raytracing and AMD FidelityFX to enhance the atmosphere and next-generation visuals in Resident Evil Village. We can't wait to play #REVillage on May 7th. pic.twitter.com/VgSZiPlJvz
— Radeon RX (@Radeon) March 3, 2021
なおPC版の『バイオハザード ヴィレッジ』の購入を予定しているプレイヤーは、レイトレーシングに対応したゲームプレイに関して注意が必要となる。AMD社の公式サイトに記載されている推奨スペックによると、「AMD Ryzen 5 1600プロセッサ」及び「AMD Radeon RX 6800 XT グラフィックス・カード」が必要となっている。つまり「6800 XT グラフィックス・カード」がなければ、PC版のプレーヤーはレイトレーシングに対応したゲームプレイができないことになる。
1月に配信された「バイオハザード ショーケース」では、この春にシリーズの新作である『バイオハザード ヴィレッジ』が発売となることが発表されていた。新作の体験版である『メイデン』は現在PlayStation 5限定でプレイできるようになっている。
カプコンは新しいトレイラー動画も公開しており、『バイオハザード ヴィレッジ』の購入者にはオンライン・マルチプレイも楽しめる『バイオハザード RE:バース』が無償で提供されることも明らかにしている。
『バイオハザード ヴィレッジ』はPC、PlayStation 4、PlayStation 5、Xbox One、XboxシリーズX、XboxシリーズS向けに5月7日に発売予定となっている。
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