一人称視点のシューティングゲーム『デスティニー2』の開発を手掛けるバンジーが、独自のイベントの開催を示唆する「バンジーコン」という名前の商標登録を申請していたことが明らかとなっている。
これは現地時間3月1日にフォーラムサイト『リセットエラ』に掲載されたユーザーの投稿によって明らかとなっており、商標登録の説明として「ビデオ及びコンピュータ・ゲームの分野におけるファンの為のイベントを組織し、実施する」と記載されている。商標登録は2020年6月下旬に申請されている。
「バンジーコン」という名前はバンジーが独自のイベントを開催する予定があることを示唆しているが、商標登録の説明文のなかには今後発売される可能性のある商品と見られる文言も確認されている。
また、説明文では装身具(ジュエリー)に関する取扱説明書や参考ガイド、カードゲーム、ハロウィンにちなんだコスチュームやマスクについても触れている。
今回の商標登録の発覚は、バンジーが「新たなメディア」に「デスティニーの世界」を広げていく意向を明らかにしてからわずか数週間後のこととなっている。
この発表はテレビやメディアでの経験が豊富な著名人のトレース・ハリスとパメラ・カウフマンが取締役会のメンバーに就任する発表と同時に行われた。
ファンの為のイベントは近年人気が高まっており、マインコン(『マインクラフト』に特化したイベント)やブリズコン(『オーバーウォッチ』の開発元であるブリザードが主催するイベント)などでは毎年数千人が参加している。
この種類のイベントでは通常、Q&Aセッション、食事会及び交流会、コスプレ・イベントなど、ファンの為の催しのほか、ゲームの独占公開や開発者による発表会などの業界向けの催しも企画される。
関連ニュースとして、『デスティニー2』の拡張コンテンツ『ビヨンド・ライト』ではレイドの際に本来のプレイヤーの制限人数を上回った状態でのプレイが可能になる不具合が発見されている。
この不具合により『デスティニー2』の終盤戦のレイドでは本来の2倍の人数でプレイすることができてしまっていた。
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