任天堂UKの公式サイトに『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』のトレイラー動画を振り返る記事が掲載されており、ディレクターの桜井政博が最後に登場したファイター「ソラ」の紹介動画は「作品にふさわしいフィナーレだった」と語っている。
現地時間3月31日付で公開された記事では、桜井政博が『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』のリリースを告知する映像や追加ファイターの紹介動画といった全18本のトレイラー動画にコメントを寄せている。
なかでも、『キングダムハーツ』シリーズの主人公「ソラ」を紹介する動画「最後のカギ」については次のように述べている。
「ソラは作品に登場する最後のファイターということもあり、初代の動画をモチーフにしたフィナーレを演出しました。あれだけの人数のファイターをCGで再現するのは、なかなか大変ですよね。そこで、背景は真っ暗でシンプルにしたのですが、結果的にベストな出来だったと思います。プレイのデモ映像もすごくいい感じに仕上がりましたし……作品にふさわしいフィナーレだったと思います」
また、「実は以前、別のインタヴューで(『最後のカギ』の)脚本は2種類用意していたとお話したのですが、最終的に選ばれたのはこの演出案でしたね」と明らかにしている。なお、動画「最後のカギ」は昨年10月の公開以来、240万回以上の再生回数を記録している。
記事ではさらに、ゲーム本編の追加ファイターやダウンロードコンテンツとして登場したファイターたちの動画についても語られている。
桜井政博は『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズが「他のゲームでは決して見られない、夢のコラボレーションが実現する」作品だったと振り返ると、「本編開発の傍らトレイラー動画を制作するのは大変な事でしたが、ファンの皆さんからは毎回反響があったので、努力の甲斐がありました」とコメントしている。
なお、『メトロイド』シリーズのキャラクター「リドリー」を紹介する「狩猟の魔爪」の動画については「個人的にはリドリーがロックマンやマリオに襲いかかるシーンをもう少し激しく演出したかったのですが、バランスも考えた上で海外チームと協議を重ねて慎重に制作しました」と解説している。
その他のニュースとして、ロシアのゲーム販売会社であるディヴォルヴァー・デジタルは、ローグライクRPG『ループヒーロー』を手がけるフォー・クォーターズが『ループヒーロー』の海賊版をファンに推奨している状況を全面的に支持すると発表している。ロシアへの経済制裁措置により、ロシアやベラルーシ、ウクライナ等の地域では商品の決済に様々な支障が生じている。
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