イギリスのゲーム開発スタジオであるファイアースプライトが、新作ホラーゲームをアンリアルエンジン5で制作していることが明らかになっている。ファイアースプライトは2021年9月にソニー・インタラクティブ・エンタテインメントに買収されている。
『VGC』はゲーム関連のネット掲示板『リセットエラ』でファイアースプライトの求人情報が話題に上っていると報じている。求人のポジションとして「アンリアル・エンジン5で制作される、ストーリー重視のホラーアドベンチャーAAAタイトル」のナラティヴ・ディレクターと紹介されている。
仕事内容は「ストーリーの構造」と「ストーリーの内容」のクオリティを管理して、「ゲームプレイとストーリーがマッチするように」コンテンツを調整することと説明されている。
記事執筆時点で、このホラーゲームがソニー・インタラクティブ・エンタテインメント名義でリリースされるのか、それともファイアースプライトのオリジナル・タイトルになるのかは明らかになっていない。
ソニー・インタラクティブ・エンタテインメントは2021年の9月にファイアースプライトの買収を発表しており、プレイステーション・スタジオの傘下に加わる14番目の開発スタジオとして迎え入れている。
この買収について、プレイステーション・スタジオの統括責任者であるハーマン・ハルストは公式サイトのブログ記事で次のように述べている。「ファイアースプライトが14番目のスタジオとしてプレイステーション・スタジオの一員に加わることとなります!ファイアースプライトのメンバーにはソニー・インタラクティブ・エンタテインメントのスタジオ・リヴァプールの出身者も多く、再び迎え入れることができてとても嬉しく思います」
ソニー関連のニュースとして、ソニー・インタラクティブ・エンタテインメントが今年の1月に、カー・コンバット・ゲーム『ツイステッド・メタル』のリブート版の開発元をルシッド・ゲームズからファイヤースプライトに変更したのではないかと報じられている。現在のところソニーの公式発表はなく真偽の程は定かではない。
さらに、『ツイステッド・メタル』のテレビドラマ化が2023年に予定されており、アンソニー・マッキーとウィル・アーネットが主役を演じるという。『デッドライン』では次のように紹介されている。
「プレイステーションの不朽の名作シリーズ『ツイステッド・メタル』を原作とした本作は、1話につき30分の実写TVシリーズです。より良い人生を送るために、荒廃した終末の世界で謎の荷物を配達することになったマシンガントークのならず者を描いたハイテンションなアクションコメディです。『デッドプール』や『ゾンビランド』で監督・作家を務めたレット・リースとポール・ヴァーニックが再びタッグを組み、オリジナルストーリーをお届けします」
その他のニュースとして、スクウェア・エニックスは4月7日にリリースされる『クロノ・クロス:ラジカル・ドリーマーズ エディション』のBGMについて、リマスター化されたサウンド・トラックのみが収録されており、オリジナル版の音源は含まれないと発表している。同タイトルは『クロノ・クロス』初のリマスター版となる。
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