Photo: Mojang

XboxシリーズX/S版『マインクラフト』について、プレヴュー版をレイトレーシング対応にする方法が報じられており、近日中に正式にリリースされるのではないかと噂されている。

『VCG』によると、『ザ・ヴァージ』のシニア・エディターであるトム・ワーレンが自身のツイッター・アカウントでXboxシリーズX/S版『マインクラフト』のプレヴュー版がレイトレーシングに対応していることを報告している。プレヴュー版では製品版に導入される前の新機能を一足先にプレイできる。

トム・ウォーレンはツイッターの投稿でレイトレーシングをプレヴュー版で有効にしてレンダリング距離を調整できる様子を公開しているほか、レンダリングを有効にした場合のグラフィックも紹介している。

一方、XboxシリーズX/S版でレイトレーシングを利用するには、すでにレイトレーシングを有効にしているPC版『マインクラフト』にマルチプレイで参加する必要があると説明している。現時点ではPC版へのアクセスを経由しなければXboxシリーズX/Sでレイトレーシングを有効にできないものの、マイクロソフトがXboxシリーズX/S版でも近いうちにレイトレーシングを導入する可能性が高いと見られる。

『マインクラフト』は2020年からPC版がレイトレーシングに対応しており、同年4月に公開されたトレイラー動画ではレイトレーシング対応によりゲーム内の各エリアで日の光が美しく差し込む様子が紹介されていた。

エヌヴィディア社はレイトレーシング技術について「グラフィックをレンダリング(表示)する手法であり、光の反射や屈折をシミュレートすることで、よりリアルで没入感のあるグラフィックを提供します」と説明している。レイトレーシング技術が導入されれば、光の描写が改善されて高品質なグラフィックを楽しめるが、ゲームの動作には従来よりも負荷がかかるという。

モージャン・スタジオは統合版『マインクラフト』の新機能を一足先にプレイできるプレヴュー版を今年2月にリリースしており、現在プレヴュー版では新たなバイオーム「ディープダーク」をプレイできるようになっている。また、音で周囲を認識する強力な敵対モブ「ウォーデン」の追加に向けて取り組んでいると明らかにしている。

その他のニュースとして、『コール オブ デューティ:ウォーゾーン』の最新アップデートが現地時間3月28日に配信されており、複数のパークが弱体化もしくは強化が実施されている。パークの1つである「ゴースト」のステルス能力がマップ「カルデラ」では有利になりすぎていたために弱体化されているが、その他のパークは強化されている。

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