アメリカの作家ジョージ・R・R・マーティンは3月21日に個人ブログを更新して、『エルデンリング』の主要なキャラクターたちの名前に自身のイニシャルが隠されているという噂を否定している。
作家は最新のブログ記事の中で次のように語っている。「『エルデンリング』のキャラクターに、わたしのイニシャルが隠されているという奇妙な噂があるようですね……なんでも、RやG、Mといったアルファベットから始まる名前のキャラクターが多数、登場するそうなのです」
ジョージ・R・R・マーティンは「これには驚きました」と述べると「1971年から物語を執筆して世に送り出してきましたが、作家人生を通して(特にこだわりなく)登場人物たちにR、G、Mの頭文字で始まる名前を付けてきたと思います。他の23文字のアルファベットと同様にです」と説明している。
「本当に不思議なのですが、私の名前はクリエイターの1人としてゲームにクレジットされているのに、なぜわざわざキャラクターに忍ばせる必要があると思うのでしょうか。『エルデンリング』はこれ以上話題づくりをしなくても、充分魅力のあるゲームではないでしょうか」
また、「名前を考えるのは大変な作業です」とした上で「キャラクター名を考えるときは、家族や近親者になんらかの共通した名前を命名する好みはありますが」と付け加えている。
『エルデンリング』では先日、PC版のオンラインプレイでゲスト(他プレイヤー)の召喚機能を悪用したハッキングに遭うとゲームの進行状況がセーブできなくなるトラブルが報告されている一方で、世界累計出荷本数が1200万本を突破したことが発表されるなど、非常に好調な売れ行きを見せている。
3月17日には最新アップデート「パッチ1.03」が配信されており、ゲーム内で遭遇したNPC(ノンプレイヤーキャラクター)の位置と名前がマップ上に記録される機能が追加されたほか、新たなNPCイベント(クエスト)や召喚可能な共闘NPCなども新たに登場している。
さらに、バンダイナムコエンターテインメントは『エルデンリング』のIP(知的財産)を将来的に様々な分野で展開していく方針であることを明らかにしており、「今後、ゲームだけではなく生活の中でも触れていただけるようさまざまな領域で展開していきたいと考えております」とコメントしている。
その他のニュースとして、レイヴン・ソフトウェア社は『コールオブデューティ:ウォーゾーン パシフィック』のバトルロイヤルモードを統合すると発表しており、次のようにコメントしている。「それぞれのバトルロイヤルモードの魅力を1つに結集する時が来ました」
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