スクウェア・エニックスはアクションRPG『バビロンズフォール』でグラフィック(見た目)に関するアンケートを3月19日午前1時59分まで実施している。同タイトルは3月3日にリリースされたばかりだが、ファンやゲーム評論家から低評価を受けている。
アンケートは『バビロンズフォール』の公式サイトから回答でき、スクウェア・エニックスは「皆様により良いゲーム体験をお届けするため、アンケートを実施したく存じます。本アンケートは主にグラフィックについてご回答いただければ幸いです」と協力を呼びかけている。
今回のアンケートは主にゲームのグラフィックに関する質問となっており、ゲームのエディションやプレイ状況を尋ねる質問も用意されている。このアンケートは実際にゲームをプレイしていない場合でも回答できるようになっており、プレイ状況に関する質問に対しては「未購入」や「まだプレイしていない」を選択することができる。
グラフィックに関する質問はプレイヤーキャラクターの見た目、通常装備、ノンプレイヤーキャラクターの見た目、エネミー(敵)の見た目と細かく分類されている。また、『バビロンズフォール』では特徴的な「油絵のようなグラフィック」が酷評されていることから、この表現に関する評価もアンケートに含まれているほか、ユーザーインターフェースの満足度なども調査の対象となっている。
レビュー収集サイト『メタクリティック』によると、ゲーム評論家やファンからの『バビロンズフォール』の評価は100点満点中42点となっている。販売元がスクウェア・エニックス、開発元がプラチナゲームズであることを考えると、この評価は当初の予想よりも低いと言える。
『バビロンズフォール』は3月3日にPC(スチーム)、プレイステーション4、プレイステーション5向けにリリースされたばかりだが、ファンからは不満の声が上がっている。あるプレイヤーは『メタクリティック』で次のようなレヴューを寄せている。「なんてつまらないゲームだろう。ミッションは繰り返しばかりで面倒くさいです。戦闘シーンは動きがぎこちなく、洗練されていない感じがします。プラチナゲームズが手がけているなんて、とても信じられません」
また、他のプレイヤーは「このゲームは幾つか良い点もありますが、金目当てのオンラインゲームの感じがします」と述べている。
スチーム版も同様に低評価となっており、あるプレイヤーは22時間プレイした後で次のように評価している。「これはひどいです。プラチナゲームズが手がけた作品は全てプレイしてきましたが、これは最悪の出来です。ゲームプレイのコア部分は面白いですが、その他全てのシステムが足を引っ張っています。ライヴサービス型のバトルパスなのに、どうしてこんなにつまらないんでしょうか。なぜ、こんなのっぺりとしたグラフィックなのでしょうか……分かりません」
その他のニュースとして、『エルデンリング』でチート行為を行っているハッカー「マルコム・レイノルズ」は自身の行為について、アンチ・チート対策の強化を制作側に呼びかけるための「必要悪」だと語っている。彼は同タイトルのコードを改変してゲーム本編では使えないはずのデバッグツールで他のプレイヤーに不正行為を勧めており、その様子を自身のYouTubeチャンネルに投稿している。
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