Photo: Capcom

カプコンは『バイオハザード』シリーズ三部作『バイオハザード7 レジデント イービル』、『バイオハザード RE:2』、『バイオハザード RE:3』について、プレイステーション5とXboxシリーズX/Sに対応した最新機種版を2022年にリリースすると発表している。

3月3日付の『バイオハザード』公式ツイッター・アカウント(英語版)では、プレイステーション4版およびXbox One版のプレイヤーを対象に最新機種版へのアップグレードを実施することが発表されている。なお、PC版はパッチ配信によりアップグレードに対応する予定となっている。

最新機種版ではカプコンが開発した次世代ゲーム・エンジンの「REエンジン」によるグラフィックスの向上が見込まれており、公式サイトでは次のように紹介されている。「“RE ENGINE”で制作されたシリーズの名作がレイトレーシング、ハイフレームレート化、3Dオーディオなど、最新のプレイ環境に相応しいパワーアップを遂げて帰ってくる」 さらに、プレイステーション5版ではデュアルセンス・コントローラーに搭載されている「ハプティック・フィードバック」や「アダプティブ・トリガー」などの機能にも対応するという。

一方で、グラフィックス以外のアップグレードの詳細については現時点では明らかにされていない。

先日、ゲームニュース・サイト『ファンバイト』は信頼できる情報提供者からの話として『バイオハザード4 リメイク』の詳細を報じており、カプコンの『バイオハザード RE:2』の開発チームが『バイオハザード4 リメイク』の制作に取り組んでいるのではないかと見られている。『バイオハザード2』と『バイオハザード3』のリメイク版が成功したこともあり、シリーズの中でも特に評価が高い『バイオハザード4』はリメイク版の開発が根強く噂されてきた。

カプコンは1月に2022年3月期第3四半期決算を発表しており、2017年にリリースされた『バイオハザード7 レジデント イービル』の累計販売本数が1000万本を突破したことが明らかとなっている。この実績を踏まえると、多くのプレイヤーたちがアップグレードの恩恵を受けることになる。

『バイオハザード7 レジデント イービル』、『バイオハザード RE:2』、『バイオハザード RE:3』の最新機種版は年内にリリースが予定されているが、価格等の詳細は現時点では未定となっている。

その他のニュースとして、「NMEアウォーズ2022」の授賞式が3月2日にロンドンのブリクストン・アカデミーで開催され、Nintendo Switch専用ソフト『メトロイド ドレッド』が「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」を受賞している。その他のノミネート作品は『ヘイロー・インフィニット』、『ヒットマン3』、『アンパッキング』、『デスループ』となっていた。また、ダブル・ファイン社が「ベスト・ゲーム・ディベロップメント・スタジオ」を受賞している。

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