2月25日にリリースされた『エルデンリング』について、スチームでのレヴューが「賛否両論」となっていることが明らかになっている。PC版ではフレームレートなどのパフォーマンスに不具合が発生しており、これが原因と見られている。
2月26日0時時点でスチームに投稿されているユーザー・レヴューは25,000件を超えており、全てのレヴューの評価は「賛否両論」となっている。PC版『エルデンリング』の主な不具合はグラフィックの最適化機能で発生しており、多くのプレイヤーが解像度1080p/フレームレート60FPSでプレイした場合、グラフィックに不具合が発生すると指摘している。
あるプレイヤーは次のようなレヴューを投稿している。「『エルデンリング』はRTX3080で60FPS/1080pを安定した状態で維持するのが難しく、グラフィックの不具合が多すぎます。フレームレートも20FPSあたりまで低下し、プレイして2時間も経たないうちに4回もクラッシュしました。60FPS以上のフレームレートやワイドスクリーンに対応していません」
わずか数時間のプレイにもかかわらず、多数のプレイヤーがPC版のパフォーマンスに関する不具合に見舞われていると見られ、不満を訴える声が後を絶たない。
別のプレイヤーは「開発チームがこの程度の品質で大作をリリースして満足しているのかと思うと、非常に悲しいし、悔しいです。もちろん、プレリリース版で皆さんが心配していたグラフィックの不具合や反応の遅さは改善されていません。PCのスペック不足というよりはソフトウェア自体の問題だと思います」と批判的なレヴューを投稿している。
一方、レヴューの中にはフレームレートと一般的なパフォーマンスに関する不具合の解消方法を提案しているものもある。このレヴューでは、解決方法として「被写界深度(ピントの会う範囲)」、グラフィックの残像を表現する「モーション・ブラー」、キャラクターの動作を三次元化する「ボリュメトリック・クオリティ」、正確な光の照射を再現する「グローバル・イルミネーション」の品質、「草」のグラフィックの品質の設定を下げることを推奨している。
2月24日、フロム・ソフトウェアはPC版『エルデンリング』のリリース前に「ヴァージョン1.02」のパッチノートを公開し「ゲームをプレイする前に、最新パッチを適用する」ことを勧めていた。
また、パッチノートでは「特定の条件でフレームレートが低下する不具合を修正」していると説明しているほか、レイトレーシングへの対応は今後のアップデートで実施することを明らかにしている。
その他のニュースとして、動画番組「ポケモンプレゼンツ」が2月27日23時から「ポケモン公式YouTubeチャンネル」でプレミア公開されている。公式ツイッター・アカウントでは「約14分の映像で、最新情報をお届けするよ」と告知されていた。
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