中国のソーシャル・ゲーム開発会社であるミホヨは2月16日にリリースされる『原神』のアップデート「Ver.2.5」に関する最新情報を公開しており、新たなキャラクターとして「八重神子」が登場することを発表している。
Ver.2.5アップデート「薄櫻が綻ぶ時(はくおうがほころぶとき)」では期間限定イベント「三界道饗祭(さんがい・みちあえのまつり)」の開催が予定されており、プレイヤーは謎の黒霧に覆われたエリア「淵下宮(えんかのみや)」を調査することになる。イベントではアイテム「睦疎の箱」で暗闇を払いながら魔物が潜む「淵下宮」を探索することで、「法器・誓いの明瞳」をはじめとした様々な報酬を獲得できるという。
今回のアップデートでは新たなプレイアブル・キャラクターとなる「八重神子」が主役の「仙狐の章:第一幕」に加えて「雷電将軍」のストーリー「天下人の章」の続編「第二幕」が新たに追加されることが明らかとなっている。プレイステーションの公式ブログではミホヨの開発チームによるブログ記事が公開されており、「ふたりと『稲妻』の数百年にわたる過去が明らかになります」と説明されている。
「八重神子」は昨年夏に開幕した「魔神任務(メインストーリー)」の第二章・稲妻編からゲーム内に登場している「鳴神大社」の宮司で、アップデート「Ver.2.5」では「★5」のプレイアブル・キャラクターとしてゲームに加わることになる。
開発チームは「八重神子」のスキルについて「雷元素を操り、箒を武器として使用します。(同キャラクターの攻撃は)待機中も継続的なダメージを与えることができ、フィールド上では1撃で大きなダメージを与えられます。また、元素スキル『野干役呪・殺生櫻』を発動すると素早く移動し、雷を落とします」と紹介している。
「元素爆発 『大密法・天狐顕現』を使うと周囲の殺生櫻を解放して天狐雷霆を形成し、天狐雷霆を空から落とすことができます。『八重神子』はさらに、固有天賦(固有スキル)として元素爆発の発動時に殺生櫻をひとつ破壊するごとに元素スキルのクールタイムを1回分リセットできます。元素爆発の発動時には、『八重神子』の狐尾が輝きます」
また、アップデート「Ver.2.5」ではミニゲーム・イベント「酌み交す酔夢」の開催も発表されている。プレイヤーは酒場「エンジェルズシェア」でバーテンダーになりきり、5つの材料を組み合わせて様々なキャラクターにカスタムドリンクを提供すると、原石、キャラクター経験値素材、仕上げ用魔鉱などの報酬を獲得できる。
さらに、人気イベント「百人一揆」が復刻されることも明らかとなっており、プレイヤーは他のプレイヤーと2人1組となって、手持ちのキャラクターと「お試し」キャラクターからオリジナルのチームを編成してバトルに挑むことができる。
なお、『原神』に登場するステータス上昇アイテム「聖遺物」はキャラクターの元素ごとに最適なアイテムが異なっているが、ゲームの情報サイト『デキサート』によれば、最新アップデート「Ver.2.5」で、元素ごとに最適な「聖遺物」を見つけやすくなる新機能が導入されるという。
またイベント「鬼斧神工」では、「スーパーマリオメーカー」のように自分だけの特別なゲームステージをデザインすることができ、他のプレイヤーに遊んでもらうこともできる。
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