野球ゲームシリーズ最新作『MLB ザ・ショウ 22』の発売日が4月5日に決定し、プレイステーションとXboxに加えてシリーズ初となるNintendo Switch版のリリースが発表されている。またリリース初日から「Xboxゲーム・パス」でも配信されることが明らかとなっている。
『MLB ザ・ショウ 22』はクロスプレイ、クロスセーブ、クロスプログレッションに対応しており、専用のアカウントを作成するとプラットフォーム間でセーブデータを共有することができる。『Xboxワイアー』では同タイトルが発売初日からマイクロソフトの定額制サービス「Xboxゲーム・パス」で配信されることが発表されている。
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『MLB ザ・ショウ』シリーズはプレイステーションの独占タイトルとして販売されてきたが、昨年4月に発売された『MLB ザ・ショウ 21』からXboxにも対応しており、リリースと同時に「Xboxゲーム・パス」に登場して話題となっていた。
「Xboxゲーム・パス」での配信はMLBの意向だったという。プレイステーションの広報担当者がオンライン・マガジン『インヴァース』に語った内容によると、MLBは『MLB ザ・ショウ』シリーズをより多くのプレイヤーや野球ファンに提供することを望んでおり、対応プラットフォームの拡大は「(同シリーズを)野球ゲームの代表格として確立する絶好の機会」と捉えていたという。
また、ゲーム業界のアナリストは次のように語っている。「MLBはおそらく、アメリカンフットボール・ゲーム『マッデンNFL』やサッカー・ゲーム『FIFA』といったスポーツ系のゲーム・シリーズで実践されているゲーム内マネタイズ(収益化)のケースに注目しているのでしょう。一方で、今回は収益の増加ではなく、より多くの顧客へのリーチを重視して対応プラットフォームの拡大を判断したと考えられます」
昨年には、『MLB ザ・ショウ 21』を試験的に運用する名目で発売前のXboxシリーズX/SがSIEのサンディエゴ・スタジオに提供されていたことが明らかとなっていた。
Xbox幹部のサラ・ボンドは次のようにコメントしている。「互いに尊敬と信頼があってできることです」
最新作『MLB ザ・ショウ 22』(英語版)はプレイステーション4、プレイステーション5、XboxシリーズX/S、Xbox One、Nintendo Switchで4月5日にリリースが予定されており、同タイトルのコレクターズ・エディションについても今後詳細が発表される見通しとなっている。
その他のニュースとして、FPS『シャドウ・ウォーリアー3』の発売日が現地時間3月1日に決定したことが明らかとなっており、最新トレイラー動画では予約特典となるスキンが公開されているほか、キャラクターの吹き替えを担当した声優陣の詳細も発表されている。
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